葡萄ができるまで|食材の宝庫、福岡県朝倉市から美味しいシャインマスカット・ピオーネをお届けします。

葡萄ができるまで

葡萄ができるまでの流れ

芽吹き
4月の下旬を過ぎるとブドウの芽が膨らみ始め、気温の上昇とともに葉が開き始めます。
これから本格的にブドウの作業の始まりです。
芽かき
葉が開いた頃、同じ部分から出てきた2本の枝の片方を摘み取って1本にしたり、細い枝などを取り除く「芽かき」作業を行います。
これにより、枝の力が均等化され、バランスよく栄養が行き渡るようになります。また、陰になっていた部分に日光が当たり枝の育成もよくなります。
潅水(かんすい)
発芽してから落葉するまで週に1~2回の間隔で水やりを行います。
水が多いと、粒が割れたり、枝が伸びすぎて実が太らなくなります。逆に、乾燥しすぎると葉がしおれ、生育が悪くなってしまうので、樹の状態に合わせて定期的に行います。
誘引(ゆういん)
新梢が9枚くらい展葉した頃から誘引を始めます。新梢を放置しておくと好きな方向に伸びてしまいます。強い新梢から実施し、開花期には終えるようにします(真上に伸びている枝は捻枝する)。
摘心(てきしん)
ぶどうの花が開花する少し前に枝の先端の葉を摘み取る摘芯を行います。
この作業により、枝の先端に流れていた養分が房のほうに流れやすくなり着果し易くなります。
房作り
ぶどうの花が咲きはじめた頃から満開の時期までに房作りを行います。20cm程伸びたぶどうの花芽を
先端3~3.5cmだけ残し他は切り落とします。養分を先端に集中させることで実がつきやすくなります。
ジベレリン処理
房作りが終わり、満開時期を三日程過ぎた頃までにジベレリン処理を行います。
ジベレリンとは植物体内にある植物ホルモンのひとつで、種を無くし、実を大きくする働きがあります。
摘房(てきぼう)
ぶどうの粒が直径1cm程になった頃、余分な房を間引く摘房作業を行います。
一つの枝に2、3房着果している中で形の良い房をひとつだけ残し、養分を集中させる為、他の房は落とします。
摘粒(てきりゅう)
粒を間引く摘粒の作業に移ります。 房の中に入り込んでいる上向き、下向きの粒をハサミでカットして取り除きます。
隙間を開けることで実が大きくなるスペースができ、色付きが良くなる他、病気や虫の予防にも繋がります。
また、鳥や風雨からぶどうを保護し、果実に直接農薬がかからないようにする目的もあります。一房、一房手作業で行うため、一番時間のかかる作業です。
袋掛け
病害虫からぶどうの房を保護する為に全ての房に手作業で袋を掛けていきます。
収穫
7月の下旬から収穫がはじまります。
ひよし農園のぶどうは糖度が20~22度にも達し甘くて濃厚な旨みが特徴です。
お礼肥え
収穫が終わった10月頃、地面全体に肥料をまきます。有機の肥料なので、土の中の微生物の餌となります。微生物やミミズが動き餌を食べることで土の中に空気が入り、分解され植物が吸収しやすい栄養素に変わり良い土が出来ます。
剪定
ぶどうの葉が完全に落葉したら剪定作業が始まります。
剪定は翌年のぶどうの生育を決定付ける極めて重要な作業で、枝を多く残し過ぎると
葉が茂り過ぎて暗くなり、色付きに影響が出てしまいます。また枝を短く切りすぎると、次の年に房が付かない事もあります。

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